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MIDNIGHT LIBRARY 作家インタビュー
001 波磨茜也香 Ayaka Hama

自分が波磨茜也香と初めて会ったのは、彼女が2013年に銀座ヴァニラ画廊の公募展で大賞を受賞して、2014年に同画廊で行った初個展の時。作品の印象もさることながら、彼女のハイ・センスなファッション、ビシッと決めた自分好みのスタイリング (あのロッキンホースまで履いてるってなかなか居ないでしょ!!) が気を惹いて思わず声をかけてしまったのである。 そして、いろいろ話を聞くと、若いながらの感性でしか描けない倒錯の美意識による作品にも、ひどく魅かれたのだ。それから、何かと彼女を引っ張り廻しているのだが….、そんなこんなで、やはり、この「MIDNIGHT LIBRARY」の1発目は彼女「はまちゃん」に決めた!!
【取材/文:山口′Gucci′佳宏】

――今回、この「MIDNIGHT LIBRARY」第1弾アーティストになってZINE(ジン)やグッズを作った訳だけど、その感想はどう?

波磨:自分でもZINEとかグッズとか作ろうと思っていたら、思いがけず、そう言う話に声をかけてもらって光栄で嬉しかったです。それで、作るにしても自分はかなりアナログ人間なので、自分では細かく出来ない処をわがままを聞いてもらって指示通りに完成して感動しました、しかも、こんなに早く!!

――まぁ、言ってみれば、それがこの企画の主旨だからね。作家さんにリスクがかからず、作家さんの思い通りのものを高性能のデジタル印刷機を使って作る、ってのが。そして、気に入ったアーティストと一緒にものが作れると言う、自分にとっても楽しくてありがたい企画なんだよ。それで、実際、先ずZINEはどう言うコンセプトで作ったの?

波磨:もらったZINEのフォーマット (B6版16頁) を自由に使って、そして、この1冊で終わりではなく、今後また出してもいいと言うことだったので、それだったら、新作や今まで発表してないものを掲載しようと考えました。大学に入る前から好き勝手にイラストとか、今後、タブローになるネタ的なものを描いていて、一冊大切に使い切ったコミックス・サイズの文庫本ぐらいの厚みの自由帳があるんです。その、いわゆるネタ帳的なものの表紙には、今では描かない様なイラストや漫画の様なものを描いていて、それをヨゴレとかもそのままに今回のZINEの表紙にしたら面白いかな、と思ったんです。中身の方は、今、自分が描きたいものと、最近まで書いていたタブローへ行く前の下書き、ドローイング、まぁ、プロットですね。今後、作品に繋がっていくものを載せられたらと思いました。作家のそういうものを見るのって結構、面白いと思うんです。そして、これを見た人が、私の今後の作品にどう繋がっているのかが、分かればイイなぁ、と。真ん中の見開きの写真は、確か大学1年の時に撮ったセルフ・ポートレイトです。だから、結構、新旧のいろいろなものを載せています。

――それで、現物が出来てきて、どうでした?

波磨:いやー、嬉しかったです。今まで、描いたもの、原画を販売することしかしたことがなかったので、印刷物になって、同じ自分の作品がいっぱい増えると言う感覚が面白しろいし、ミニ・サイズになったのも新鮮な感じでした!!

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MIDNIGHT LIBRARY 001 波磨茜也香
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波磨茜也香iPhoneケース「KO-NAI-YEN」(iPhone6/6s用と iPhone5/5s用)

――iPhoneケースは「口内炎」シリーズをプリントしたの何故?

波磨:商品的に色がヴィヴィッドなものの方がイイと思って。意外と私の描く絵って、色が地味なものが多いんですけど。これは女子にウケたいと思ったんですね。いろいろ調べたり、実験してみたりしたら、女の人は色に一番反応することが分かって、ピンクとか青とか。それを頭に入れておいて、2回目の個展の時、生活の中で口内炎と言うモチーフを見つけ、口の中もピンクだし「口内炎」を描いてみようと考えたんです。それで、iPhoneケースには「口内炎」シリーズをプリントしたらピッタリはまるかなと思いました。絵面的にも、持っていても恥ずかしくない感じだし。

――あと特大ステッカーはどう?

波磨:最初は、よくあるサイズのステッカーを作ろうと思ってたのですが、「ミッドナイトヱビス」の特大ステッカーを見たら、貼らなくても飾れるし、面白いし、このサイズにしたいと思ったんです。それで、絵柄を何にしようかと考えて、貼るのに困る絵柄にしようと。2回目の個展のフライヤーに使った、この女子高生大股開きのドローイングにしたんです。買ってくれた人の悩む顔を見たいと思いました。

――でも自分、個人的にはエロさは感じないけど。まぁ、人にもよるとは思うけどね (笑)。

波磨:そんなにモロに描いてあったりはしてないですしね。もう売れてしまって手元に原画はないのですが、このステッカーは原画とほぼ同じ大きさなので、それも面白いかなと。自分のお気に入りの絵なんで、みんなに貼ってもらおうと考えました。

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波磨茜也香 特大ステッカー
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「目眩くお色気レコジャケの世界」展示会場にて

――それで、「目眩くお色気レコジャケの世界」の展示会場では、買ってくれたお客さんへその場でステッカーにマーカーでイラスト的なものを描いて渡したでしょ。あれは良かったなぁ。スペシャル感があった。展示の時にはライヴ・ペインティングじゃないけど、またやったら?!

波磨:あれは面白かったです!! そうですね、アトリエでやっている様なことをそのまま展示会場でやってみたいですね。タブローを描いていく作業みたいなことをやってみたい。

――ところで、美大へ行って絵描きになろうと思ったのは何で??

波磨:元々、幼稚園の頃、物心ついた頃から絵を描くのが好きでした。小学生の頃は動物が好きだったので獣医さんになりたいと思ってたんですけど、理系が弱かったのですぐに断念しました。でも、ずっと絵を好きで描いてたので、両親に相談したら多摩美のオープン・キャンパスに連れて行ってくれたんです。そこから、美大、そしてグラフィック・デザインがいいなぁ、と思ったりもしたのですが、一旦、進路のことは置いといてライヴとか行きまくってました。それで、高二ぐらいで周りが進路のことを考え始めてて、やっぱり自分も考えないとと思い、絵の予備校へ行き始めたんですね。そこで、松井冬子さんに憧れて、自分は日本画だ、と思ったんですが、予備校の先生に、お前の日本画志望は勘違いだから、油画科へ行け、と言われたんです。実際、自分が好きな作家は全員、日本画っぽく描いているだけで油画科出身だったんですよ。それで、あっさり油画科へ進路変更、でも油絵なんてほとんど描いたことなかったんで、それから油絵を勉強し始めたんです。当時は具象や抽象、いろいろな絵を書いてブレブレだったのですが、バスキアを見て、どんな絵でも絵として完成してればいいのだ、伝えたいことが描けていればいいのだ、と理解出来て、そうすれば受かるんだと。そして、一浪して多摩美の油画科に入学するんです。入学してからも、コロコロ画風が変わって、先生に「お前は極端過ぎて何をやりたいかよく分からん」と言われたけど、自分でもよく分からなかった。3年生ぐらいになって、女学生シリーズを描いてた頃にやっと自分の方向性が見えて、今に至ってます。それで、ここまで来れたのが、今までまわりの人のひと言で自分の方向性を決めて来たと言うこと。決して自分の意思がない訳ではないのですが、人に言われたことを自分で判断して方向を決めて来ました。それが面白いと思います。ヴァニラ画廊大賞への応募も予備校の先生に言われて出したんです。親にも、このままじゃどうにもならないからコンペに出せ、と言われてはいたのですが、これで始めて応募しました。

――それで、ヴァニラ画廊大賞の大賞を受賞して、何か変わったことはあった?

波磨:いやぁー、めちゃくちゃ変わりましたよ。それまでは学生でしたから、あまり作家としての意識がなかったんですけど、画廊から作家として扱われる様になって、作家としての自覚を持つ様になりました。作家として扱われてるんだな、と実感しましたね。あと、個展とかをやらせてもらって、大学内では会えない人と沢山会える様になったので、それが今、自分のモチベーションになっていると思います。絵を描いている楽しみと言うより、作品の話をして分かってもらいたい。自分の絵を褒めてもらうのは嬉しいのけど、バカ話をしたいです。初めての方と話がしたい。

――オレもそうだなぁ。いろんな人と話はしたいよね。あとは今後、作家として、どう、金にして行くかだね。まぁ、はまちゃんの絵はマス受けするもんでもないから、そこらへんのせめぎ合いだよね。

波磨:まさにそうですね。本の装丁のコンペに出しても一次審査すら通りませんでしたから。

――やっぱり、さっきの話の様に、人とのコネクションでしょ。はまちゃんの絵を気に入って使ってくれる人と出会うことじゃないかな。でも、これからの世の中、ちょっとヘン (?!) なこと、人のどこかの琴線に触れることをやって行かないとダメだと思うよね。

波磨:今は将来的なことも考えつつ、自分がイイと思ったものを素直に出していってます。でも、それがどうなるかはわからないので?! 難しいです!!

――そう、だから、何かこの「ミッドナイトストアー」の企画をうまいこと利用してくれたらイイと思うんだよね。ところで、今、気になっているアーティスト、好きなアーティストはいる?

波磨:アーティスト?! アーティストじゃないけど、平成女学園の「るみかちゃん」(はまちゃんがインスタで追っかけている風俗嬢!?)。あそこまで写真が集まって、あの写真の見せ方、彼女はもはやアーティストですよ。

――そうかもね。ターゲットにハマるかというところは、るみかちゃんは長けているんだろうね。あと、音楽で好きなアーティストは?

波磨:ずっと聴いてるのは「The ピーズ」。曲、そしてリーダーの大木温之さんの苦労話的インタビューが絵を描く時の気持ちの持ち様を楽にしてくれたかもしれない。美大にいると隔離された環境なんで、大木さんの話はとても興味深いものでした。それと、ベーシストが好き。リズム隊が好きなんです。ライヴ行ってもベースとドラムばっかり観てる。宇多田ヒカルさんも好きですよ。最近はaikoさんとかアムロちゃんも聴いてる。そして、ティーンの子達が聴いてる洋楽を調べて、アリアナ・グランデとテイラー・スイフトあたりだろうと目星を付けて、その子達になりきってめちゃめちゃ聴いてます。それで、どーせアリアナ・グランデ聴いてるんでしょ、って決め付けて、だから友達になろうよ、って言う妄想。まぁ、でもホント、音楽は必要、なくてはならないものです!!

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――今、他に何って言うものでもなく、興味持っているものって何かな? 波磨茜也香の全生活の中で。

波磨:あー、今、ホットなのは「腋汗」です。

――腋汗?! また凄いとこ来たね!!

波磨:既にfacebookへ絵を掲載していますが、私、これから描く題材を携帯にメモっておくんですけど、かなり前から腋汗って書いてあって、描くに及ばないと思ってましたが、去年、決心しました。腋汗って冬の方がかくでしょ、静かに。夏って薄着だから、モチーフになり易いけど、冬は着込んでいる中に脇汗を誰でもかいているのがイイなぁと思ったんです。それを絵にする時、私は「湖畔」と思って、森があって、ひたすら佇んでいて、静かに広がって行くイメージをしました。

――いやー、かなり倒錯してるね!? やっぱり。腋の下でもなく、腋毛でもなく、腋汗ってところが、はまちゃん凄いね!!

と言う感じで、何のこっちゃ、最後は波磨茜也香ならではの倒錯エロ思考の話で終わった。他にもいろいろ楽しい話をこのインタビューでは聞いたのだが、かなり割愛させて頂いたし、自分としても、まだ聞きたいことが沢山あったので、ZINEや彼女の作品を見て、興味を持った方は機会があれば彼女から直接、話しを聞いてみたらよいと思う。おきゃんな彼女に直接触れてみたらイイと思う。特に女子ファンを獲得したいらしいので、女性の方は是非!!


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ミッドナイトストアー
ミッドナイトストアーにて、波磨茜也香による作品を発売中!

・MIDNIGHT LIBRARY 001 波磨茜也香
・波磨茜也香「口内炎」シリーズ iPhoneケース for iPhone6/6s
・波磨茜也香「口内炎」シリーズ iPhoneケース for iPhone5/5s
・波磨茜也香 特大ステッカー


PROFILE
波磨茜也香 (ハマアヤカ) 美術家
自身の妄想から生まれた少女をモチーフに作品を制作

1991 神奈川県生まれ
2015 多摩美術大学 絵画学科油画専攻 卒業

Official Site▷ http://ayakahama.jimdo.com
blog▷ http://ayakahama.jugem.jp
Instagram▷ @ayakahama_official
facebookページ▷ 波磨茜也香

【個展】
2015.7 「今、事の重大さに気付きました」ヴァニラ画廊
2014.10 「私は非常に気分が良いです」ヴァニラ画廊
【グループ展】
2015.9 「Condensed Vanilla 2015 ヴァニラ画廊セレクション」ヴァニラ画廊
【アートフェア】
2015.12 「the art fair +plus-ultra 2015」スパイラルガーデン
【受賞歴】
2014 トーキョーワンダーウォール公募2014 入選
2013 第二回ヴァニラ画廊大賞 大賞


仮想ライブ空間SHOWROOM発!2.5次元?!9人の声優ユニット『にごどる!』公式オリジナルグッズショップをオープンしました。

にごどる!通販しょっぷっ!
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初回として絵柄と背景を自由に組み合わせて作れる「にごどる!うぇぶからーマグカップ」を販売しています。
他では手に入らない用品ですので、是非お手元に置いて下さい!

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猫写真家・関由香さんの最新刊、「お早ようマコロン」と「ホイップねこのサラ」の出版を記念して写真展を開催いたします。優しい光に包まれたふわふわ猫たち、マコロンとサラをオリジナルプリントで楽しめる貴重な機会です。
展示期間中、お菓子作家・THUMB AND CAKESさんによる、マコロンとサラの写真展にちなんだ、オリジナルのお菓子を販売いたします。こちらもお楽しみに!

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関 由香 猫写真展 マコロンとサラ
yuka seki exposition de photographie
“macaroon et sarah”

2016年2月20日(土)〜3月13日(日)
火〜金曜日 11:00-21:00
土曜日 10:30-20:30
日曜日・祝日 10:00-20:00
月曜日定休

恵比寿 Figue
http://www.figue.jp
東京都渋谷区恵比寿南1-16-4-1F
*ヘアサロンでの展示ですが、どなたもご覧いただけます。 お気軽にお越し下さいませ。


 

皆様のご来場をお待ちしております!

関由香ギャラリーショップ
関由香ギャラリーショップ

おもちえにっき画像

「ようちえんやさん じゃまるしてん」におもちの新商品が追加されたよ!
ジャーン、「おもちとえにっき」だよ。
これであなたもおもちみたいに絵日記が描けるね。
中にいるいろんなこもちと一緒に絵日記を描いておもちに見てもらおう。
きっとなにかコメントくれるはず。
毎日描いても大丈夫。3ヶ月はいけるよ。
表紙には名前が入れられるのであなただけのおもちの絵日記を作ってね!!

ふにゃぺしの日も、すみるぺしの日も、きっとたのしくなるね。
いろんな日記が紹介してもらえるといいね。

twitter @omochialien

おもちえにっき
おもちえにっき1
おもちえにっき2
おもちえにっき3

 

おもちエイリアン オフィシャル・ファンファングッズ
おもちエイリアン オフィシャル・ファンファングッズ

カミングスーンだった2ブランドがついにオープンしました!

◉自爆ボタン
緊張感が漂うマグカップ

◉100MAX
[100MAX]のマークがあるだけで、なんでもスゴく見えるiPhoneケースとマグカップが各2タイプ

100max
マグとザリガニワークス坂本氏

おっと、それだけじゃなく

先にオープンした「無気力フレンズ」のマグカップやiPhoneケース(3タイプ)も追加しました。

無気力フレンズ
マグと無気力なザリガニワークス武笠氏

まだまだ、「コレジャナイロボ」もキラキラパネルを4タイプ出ました。
コレジャナイロボがかっこ良く見えるぞ!

以上4プランドに商品追加。これからもどんどんとユル~くやるよ!!

 

ザリガニワークス ショップ
ザリガニワークス ショップ

リル・シーニュグッズショップにヴァレンタイン限定ミニフォトカードが追加になります。

2月3日(水)、20日(土) 阿佐ヶ谷SHIROBACOにて開催の歌タマプロジェクト8thイベント“ヴァレンタインイベント”でもグッズ販売いたしますのでお楽しみに。

イベント詳細はこちら
http://utatama.jp/event

ヴァレンタイン限定ミニフォトカードは2月3日〜2月29日までの期間限定販売ですので、お求め忘れなく!

リル・シーニュ グッズショップ
リル・シーニュ グッズショップ